漆の色
沖縄の伝統工芸品は13品目で
京都の17、新潟の15に次いで3番目だそうです。
その沖縄の伝統工芸品のひとつ、
「琉球漆器」の常設展示室がある、
浦添美術館へ行ってきました。
面白いことに、琉球漆器の時代別の特徴としては、
琉球王府が自ら主体となって政治を行っていた時代は
「朱塗り」、
支配されていた時代は
「黒塗り」が主な塗り色になっていて、
「本土復帰後」は朱塗り無地物が多いそうです。
ん〜〜、興味深いお話です。
時代とともに微妙に変化していく工芸品。
そして色にはやはり
人の心を反映するものがあるのですね。
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