沖縄の、布
6月2日からはじまった、県立芸大での文化講座
「沖縄・工芸への誘い」を受講しています。(15回講座)
沖縄の工芸は、染織、漆芸、陶芸、ガラスなどがあり、
幅広く魅力的です。
文化を学びはじめると、その背景や歴史を知りたくなり、
世界がおおきくひろがっていく気がします。
今週から3回の講座は「織」がテーマです。
講師は県芸大の教授、染織家の柳悦州氏です。
王朝時代の沖縄の織と漆の技術は、世界に誇れるレベルのもので、
首里織りが、戦前まで「腰機」だったとは、初めて知りました。
腰に支えをまわして座って機を織る、
東南アジアに多い「腰機」のような不安定に見える機で、
あの繊細な首里織りを織っていたとは驚きました。
来週の講座も楽しみです。
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